イ・ボミ 涙で始まり笑顔で日本にお別れ「応援で昔の自信満々だったボミになれた」+11、99位予選落ち

2023年10月20日 16:35

ゴルフ

イ・ボミ 涙で始まり笑顔で日本にお別れ「応援で昔の自信満々だったボミになれた」+11、99位予選落ち
<マスターズGCレディース第2日> 1番からスタートするイ・ボミ (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第2日 ( 2023年10月20日    兵庫県 マスターズGC=6495ヤード、パー72 )】 賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメントは2位から出た菅沼菜々(23=あいおいニッセイ同和損保)が1イーグル、7バーディー、2ボギーの65で回り、通算11アンダー、133で単独首位に立った。1打差の2位に66で回った福田真未(31=安川電機)、2打差の3位には山下美夢有(22=加賀電子)らがつけている。この大会をもって日本ツアーを引退するイ・ボミ(35=延田グループ)は2バーディー、2ボギーの72と粘りのゴルフを見せたが、通算11オーバー、99位で予選落ち。最後のラウンドとなった。
 「もうとっても幸せです。今日はとってもいいゴルフができたんで、この感じだったら明日も回りたいなって思いました」

 「皆さんの応援があって、昔の自信満々だったボミになれた気がします。私の日本語だと感謝の気持ちが伝えられないと思うんですけど、今まで本当にありがとうございました。楽しかったです」

 イ・ボミはホールアウト後の取材に涙ではなく笑顔で、ファンへの感謝の言葉を語った。

 1番はパー発進。2番パー4で第2打を20センチに付けて初バーディー。5番で短いパーパットを外してボギー。6番で2・5メートルのバーディーパットを決めてバウンスバック。しかし9番で第2打をバンカーに入れてボギー。パープレー36で折り返した。

 後半は13番でグリーンを外しながらアプローチで1メートルに寄せてしのぐなど、パーを並べた。17番パー3ではティーショットを左のバンカーへ。バンカーショットはピンに寄せ切れなかったが、4メートルのパーパットがカップの縁で止まり掛けて最後の一転がりで入りパーセーブ。神様が味方したかのような一打にイ・ボミも笑顔を見せた。

 最終18番はティーショットをフェアウエーに運んで、ピン手前10メートルに2オン。バーディーパットをピン側に寄せて、最後は20センチほどの短いパーパットを沈めて大歓声を浴びながら、笑顔で日本最後のラウンドを締めくくった。

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