【春場所番付発表】暴行事件で引退の北青鵬は東十両3枚目“自主引退”のため抹消せずそのまま記載

2024年02月26日 06:00

相撲

【春場所番付発表】暴行事件で引退の北青鵬は東十両3枚目“自主引退”のため抹消せずそのまま記載
北青鵬 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。
 暴力事件を起こしていたことが発覚し、23日の理事会で引退届が受理された北青鵬(22=宮城野部屋)は、東十両3枚目だった。初場所は東前頭8枚目で2勝4敗9休。番付編成会議(1月31日)後に引退が発表されたため、しこ名はそのまま残った。

 過去には、時津風部屋力士暴行死事件で前師匠(元小結・双津竜)が解雇されたことに伴い急きょ引退となった時津海(07年九州場所)、大麻所持で解雇処分を受けた若ノ鵬(08年秋場所)、若麒麟(09年春場所)、貴源治(21年秋場所)がいずれも番付表からしこ名を抹消され、その地位が「空位」となったことがある。野球賭博問題で10年名古屋場所前に解雇された元大関・琴光喜の場合は、処分決定前に番付表を印刷し終えていたためそのまましこ名が残った。

 北青鵬は23日の理事会において「懲戒処分とした場合は引退勧告相当の事案」と確認されたが、理事会前に提出していた引退届が受理されて“自主引退”の形となった。「解雇」ではないため、番付表から抹消されることはなくそのまま記載された。

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