【大阪マラソン】国学院大・前田監督が語る平林の強さ 「令和の藤田敦史」「シンデレラ坊や」

2024年02月26日 04:50

マラソン

【大阪マラソン】国学院大・前田監督が語る平林の強さ 「令和の藤田敦史」「シンデレラ坊や」
優勝した平林(左)と国学院大の前田監督 Photo By スポニチ
 【大阪マラソン ( 2024年2月25日    大阪府庁前~大阪城公園の42・195キロ )】 国学院大の前田監督は、平林の速さの秘けつを「可動域のしなやかさ」と語った。
 フィジカルトレーナーが組むメニューに沿って、股関節周りや肩甲骨の可動域を調整。元々の「軽量ボディー」に筋肉増量でなく、体に柔軟性を持たせるアプローチでアフリカ選手のようなストライドの広いダイナミックな走りが可能となった。

 実直な性格も魅力で「いろんな誘惑に負けず競技に全てを懸けられる」と言い、練習量、質とも限界まで追い込める。駒大の先輩にあたる元日本記録保持者の駒大・藤田敦史監督を引き合いに「向き合い方が似ている。藤田さんの令和版」と語った。

 来年の大阪か東京マラソンで世界選手権代表入りを狙う構想。「展開次第では(2時間)4分台も出せる」と日本記録更新を描いた指揮官は「シンデレラ坊や、です。ボーイにはまだ早い」と伸びしろに期待を込めた。

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