【春場所番付発表】炎鵬が下の名を「晃」から「友哉」に改名 5場所ぶり復帰目指し「心機一転」

2024年02月26日 06:00

相撲

【春場所番付発表】炎鵬が下の名を「晃」から「友哉」に改名 5場所ぶり復帰目指し「心機一転」
しこ名の下の名を本名の「友哉」に改名した炎鵬(23年12月撮影) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、7人が今場所から改名することが決まった。幕内経験者の炎鵬(29=宮城野部屋)は、しこ名の下の名を「晃(あきら)」から本名(中村友哉)の「友哉」に改名した。
 17年春場所の初土俵時は「炎鵬 友哉」で、同年名古屋場所から「炎鵬 晃」を名乗った。「晃」は、地元・石川県金沢市の押野道場の4学年先輩で18歳の頃に事故死した北晃(きた・あきら)さんからもらった名前だった。

 炎鵬は脊髄損傷の大ケガで5場所連続休場が続いている。一時は寝たきり生活となり日常生活に復帰することも難しい状況だったが、壮絶なリハビリで昨年12月から申し合い稽古を再開。今年初場所は直前まで調整したが大事を取って出場を見送った。

 最後に出場した昨年夏場所は西十両3枚目だったが、春場所の番付は東序二段54枚目。5場所ぶりの復帰を目指して調整を進めており「それに向けてやっていこうと、心機一転ですね。もう一回、自分の名前で頑張りたいという気持ち」と改名の理由を説明した。

 7年前に初土俵を踏んだ大阪の土俵。力士生命を脅かす大ケガからの再起へ。改名して心機一転、生まれ変わった新しい姿を見せる。

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