【尊富士と一問一答】「調子悪い日はない。常に気持ちは調子良い」2桁勝利目指す新入幕場所へ気合十分

2024年02月26日 17:18

相撲

【尊富士と一問一答】「調子悪い日はない。常に気持ちは調子良い」2桁勝利目指す新入幕場所へ気合十分
新入幕を果たし、番付表を手にする尊富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、新入幕の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が大阪市東成区の宿舎近くの東小橋会館で会見を行った。
 ――新入幕が決まって率直な心境は
 「自分のやるべきことを、また新たに目標を掲げながらしっかりやろうかなという思いです」

 ――幕内とはどのような地位?
 「全力士の目標である地位なので、自分がそこにいるのは不思議に思う。でもそこで戦わなくてはいけないので、しっかり場所で結果を残せるようにと思います」

 ――初めての幕内は楽しみ?
 「不安や怖さも多少はあるけど、その中で結果を残すのが一番なので土俵に上がったらしっかり自分の相撲を取るだけ。モチベーションを保ちながら初日を迎えたいと思います」

 ――場所前の稽古で調子は良い?
 「調子悪い日はないです。良い悪いと言っている場合ではないので。気持ちから調子良くないと体も調子出ないので、常に気持ちは調子良いように思ってます」

 ――部屋の横綱・照ノ富士から学んだ言葉で印象に残っていることは?
 「横綱は言葉だけじゃなくて行動でも示すので、横綱の背中を見てきているのでそれが一番心に響いていますね」

 ――横綱からは年内の三役昇進を目標とするよう言われている?
 「上がるために何が必要かも言われている。まだできないことが多くて教えてもらう立場なので、謙虚に自分の中で受け止めて頑張っていきます」

 ――3歳下で兄弟子の熱海富士からは何か言われた?
 「おめでとうと言われました。お互い強くなろうと、昨日も2人でトレーニング行ってきました。(自分が)入門した時からずっと上で活躍しているので素直に憧れますし、僕も一緒に大舞台で相撲を盛り上げたいなと思ってます」


 ◇尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)本名=石岡弥輝也。1999年(平11)4月9日生まれ、青森県五所川原市出身の24歳。五所川原金木道場で幼少の頃に相撲を始め、つがる旭富士ジュニアクラブや中泊道場でも稽古に励んだ。つがる市立木造中3年時に全国都道府県中学生大会3位。鳥取城北高3年時に全国高校総体3位。日大2年時に全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別大会135キロ未満級準優勝。日大を卒業後、伊勢ケ浜部屋に入門。22年秋場所で初土俵。同年九州場所で序ノ口優勝。23年初場所で序二段優勝。24年初場所で新十両。同場所で十両優勝。1メートル84、143キロ。

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