再十両・伯桜鵬が2連勝 連日の立ち合い手つき不十分に審判部長が苦言「強いんだから…」

2024年03月12日 06:57

相撲

再十両・伯桜鵬が2連勝 連日の立ち合い手つき不十分に審判部長が苦言「強いんだから…」
<大相撲2日目>千代栄を寄り切りで破る伯桜鵬(左)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所2日目 ( 2024年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )】 4場所ぶりに関取として土俵に上がる再十両・伯桜鵬(20=宮城野部屋)が千代栄(33=九重部屋)を下して初日から2連勝とした。
 千代栄のいなしを交えた突っ張りをこらえると、もろハズで下からあてがいながら二本差して前に出て寄り切り。「もう少し修正しないと」と内容のさらなる改善を求めながら「悪くはないと思う」と手応えも得た。この日は宮城野親方(元横綱・白鵬)の39歳の誕生日。「勝つことが、結果を出すことが恩返しだと思う」と白星を届けた。

 取組後、立ち合いの手つき不十分で審判部に呼び出された。前日にも注意を受けており、佐渡ケ嶽審判部長(元関脇・琴ノ若)は「昨日も全くついてなくて今日もだったので」と苦言。同部長は「強いんだからちゃんと手をついて。何回も言われるのも嫌だろ?」と優しさを含みながら注意した。

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