モーグルW杯種目別優勝の堀島行真が帰国「特別な日になった」日本男子初の快挙

2024年03月12日 22:25

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モーグルW杯種目別優勝の堀島行真が帰国「特別な日になった」日本男子初の快挙
クリスタルトロフィーを手に笑顔の堀島行真 Photo By スポニチ
 フリースタイルスキー・モーグルのW杯で日本男子初となる種目別優勝を果たした堀島行真(トヨタ自動車)が12日、羽田空港に帰国。念願のクリスタルトロフィーを手に「思っていた通り重さがあるし、ずっと目指していたもの。(優勝時は)特別な日になった」と喜びをかみ締めた。
 今季W杯ではモーグル種目が計8戦行われ、3勝を含む表彰台6度、8戦全て6人による決勝進出と、抜群の安定感を誇った。その要因となったのがエアの安定。決勝ではダブルフルツイストとコークスクリュー1080と高難度の技を出すことで、他の選手にプレッシャーを掛けることに成功。シーズン前に苦手意識のあったダブルフルを雪上で徹底的に練習した成果を発揮し、「安定的に最高難度のエアを出せた」と話した。

 来季は世界選手権も開催される五輪前年シーズン。「世界選手権の優勝と、デュアルモーグルでの種目別優勝が目標」と早くも目標を掲げる。その先にあるのが26年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪。悲願の五輪金メダルへ、「今年は9戦で3度優勝し、6度表彰台に上った。五輪で金メダルを獲るために、この確率を上げないといけない」とまなじりを決した。

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