天才ゴルフ少女の須藤弥勒、年間賞金総額1000万、プロパッティングツアーで「今年は稼ぎます!」

2024年03月12日 06:30

ゴルフ

天才ゴルフ少女の須藤弥勒、年間賞金総額1000万、プロパッティングツアーで「今年は稼ぎます!」
第1戦優勝の須藤弥勒と第2戦優勝の菊池純 Photo By スポニチ
 史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(12=ゴルフ5・太陽自動車)が9日に開幕したプロパッティングツアーでの開幕戦優勝を受け、今後への抱負を語った。
 金砂郷CCで行われた第1戦目で2位に3打差をつけて優勝し、第2戦では男子レギュラーツアーで優勝経験のある菊池純に敗れ8位に終わっているものの、翌日の第3、4戦では9位、4位と好成績を残しており、現在会員数350人を誇るプロパッティングツアーのポイントランキングで堂々の2位につけている。

 3年前から、パッティング技術向上のため、このツアーに参戦している弥勒は「このツアーのおかげでジュニアーメジャー4冠も取れましたし、プロパターの皆さまに育てていただいているという感謝の気持ちしかありません」と話す。

 弥勒はこれまで同ツアー通算3勝をあげており、プロパッティング日本選手権も含めると合計で50万以上の賞金を獲得している。父・憲一さんは「大人にとっての1万円と小学6年生にとっての1万円の重さは全く違い、優勝すると10万円の優勝賞金は本人のモチベーションと良い意味での緊張感に直結して場馴れにはこれ以上ない環境です」と話す。

 11月に行われるプロパッティング日本選手権の賞金総額は500万円(優勝賞金250万)。まずは出場権を獲得しなければならないが、開幕戦で優勝できたことは今後の弾みにつながるだろう。

 今年8月で13歳になり、ようやくJLPGAの試合に出場が可能になる。まだ正式発表されていないが、すでに複数の主催者から出場の打診を受けているもようだ。学業も含めて多忙の中でも注目を集める12歳だが、「プロパッティングでもJLPGAでも練習の成果を残したいです!」と力強い。「天才少女」にとって今年が飛躍の年になるか、大いに注目が集まる。

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