【柔道】パリ五輪で連覇目指す阿部詩「未知の世界」大アウェーの戦い覚悟 最大の好敵手がフランス人選手

2024年03月12日 14:45

柔道

【柔道】パリ五輪で連覇目指す阿部詩「未知の世界」大アウェーの戦い覚悟 最大の好敵手がフランス人選手
練習する阿部詩(左)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 柔道の女子日本代表は12日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の強化合宿を報道陣に公開。練習前には今夏のパリ五輪で連覇を目指す52キロ級の阿部詩(パーク24)が取材に応じ、「いよいよ五輪が近づいてきたなという感じはあるが、まだ気持ちの高ぶりはない。しっかりとコンディションをつくり、大きなケガをしないように、技術と長所を磨きたい」と話した。
 稽古では今月末に国際大会出場を予定していることもあり、練習パートナーとの申し合わせ稽古を中心に取り組んだ。東京五輪前は両肩のケガを抱えていたものの、現在はコンディションも万全の様子。「東京五輪よりも強い自分を発揮できると思う。120%を出したい」と表情にも自信が満ちあふれた。

 一方で無観客だった東京五輪から一転、パリ五輪は有観客で、柔道大国らしい盛り上がりを見せることが予想される。東京でも決勝を戦った最大のライバルがフランス人のブシャールということもあり、大アウェーの戦いが予想されるが、阿部も「未知の世界。アウェーの中で勝ちきり強さを、残りの4カ月で付けたい」と話した。

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