豊昇龍が同期生の王鵬に辛勝「何より勝ちたかった。やっぱり負けられない」

2024年03月14日 06:47

相撲

豊昇龍が同期生の王鵬に辛勝「何より勝ちたかった。やっぱり負けられない」
<大相撲春場所4日目>豊昇龍(右)は引き落としで王鵬を破る (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所4日目 ( 2024年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )】 大関・豊昇龍(24=立浪部屋)が王鵬(24=大嶽部屋)を下し、初日黒星から3連勝とした。
 立ち合いから王鵬の激しい突き押しに後退し、左を差して動きを止めるも上手が引けず。胸を合わせて攻め込まれた土俵際、強引な左下手投げでなんとかしのいで引き落とし。際どい勝負だったが王鵬の手が一瞬早くついていた。

 辛くも白星をつかみ「勝ててよかった。明日から気持ち切り替えて頑張ります」と前を向いた。この両者は18年初場所初土俵の同期。「同期生で1回やって負けているので、何より勝ちたかった」。過去の対戦成績は高校時代に0勝1敗、幕下以下(前相撲含む)で1勝2敗と分が悪く、幕内で初対戦となった22年九州場所では優勝争いを左右する大一番で敗れていた。

 「やっぱり負けられない気持ちはあります。今日はその気持ちが出過ぎて集中できていなかったかな」。現在は大関と平幕で番付が違うが、同期の存在は特別。教習所で何度も稽古したかつてのライバルはやはり意識する相手だった。

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