最速新入幕の尊富士が平成以降10人目の新入幕初日から5連勝「どの地位でもやることは変わらない」

2024年03月14日 20:49

相撲

最速新入幕の尊富士が平成以降10人目の新入幕初日から5連勝「どの地位でもやることは変わらない」
<大相撲5日目>時疾風をおしだしで破る尊富士(撮影・井垣 忠夫)  Photo By スポニチ
 【大相撲春場所5日目 ( 2024年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )】 初土俵から所要9場所で最速新入幕を果たした東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が東十両筆頭の時疾風(27=時津風部屋)を下して初日から5連勝と星を伸ばした。
 立ち合い踏み込んで左を差すと、相手得意の右上手を与えないように腕を返して一気に前に出て最後は押し出した。「リラックスして土俵に上がれました。集中力はどうしてもできない場合もあるけど、その中で体に染みついたものを出せればと」。猛稽古で培った出足とパワーで圧倒した。

 新入幕の序盤戦5戦全勝は、昨年名古屋場所の豪ノ山以来、平成以降では10人目。「どの地位でもやることは変わらないので、うれしいとかそういう感情は持ってない」と勝ち星は意識していない様子だった。

 全勝だった小結・阿炎(29=錣山部屋)と幕内2場所目の大の里(23=二所ノ関部屋)もそれぞれ星を伸ばした。

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