【体操】橋本大輝が順大卒業「大きく成長できた4年間」五輪連覇へ卒論で床運動研究

2024年03月14日 18:04

体操

【体操】橋本大輝が順大卒業「大きく成長できた4年間」五輪連覇へ卒論で床運動研究
順大の卒業式に出席した(左から)村竹ラシッド、橋本大輝、三浦龍司 Photo By スポニチ
 体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝が14日、都内で行われた順大の卒業式に出席した。
 4年前の入学式はコロナ禍で実施されず「入学どうこうじゃない世の中だった。ただ家でトレーニングする日々だった」と当時を振り返りつつ、東京五輪などを経て「大きく成長できた4年間だと思った」と実感を込めた。4月からセントラルスポーツに入社。「一社会人として貢献できるように体操競技を通じてやっていけたら」と決意を語った。

 既に連覇の懸かるパリ五輪の出場権を獲得。そこに向け、卒論は「床における世界のトップ選手の演技考察」を書いた。21年、22年の世界選手権を対象に「パリ五輪、世界選手権を考えて、0・1点でも床に着目して取るためにはどういった技術、技を行う必要があるか」を研究した。「ひねりからひねりの連続技は減点項目が多いのではないかと思った。そういった技が加点されなくなった時代になり、ひねりと違った別の技で高難度を獲得して、好印象になる演技を考えないといけない」と成果を明かした。

 陸上男子3000メートル障害で東京五輪7位入賞の三浦龍司も「本当に一区切りついたと実感した。自分自身が大きく変われた4年間。自分でも想像できないレベル、経験を積ませてもらった」と振り返った。卒業後はスバルに入社予定。「社会人1年目にしてパリ五輪がありますけど、これまでと向かっていく気持ちは変えずに目標ははっきりしている。メダルは目指していきたい」と決意を込めた。

おすすめテーマ

2024年03月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム