【卓球】“みうみま”対決、伊藤が平野に大逆転勝ちで8強 国際大会女子シングルス3回戦で壮絶死闘

2024年03月14日 15:50

卓球

【卓球】“みうみま”対決、伊藤が平野に大逆転勝ちで8強 国際大会女子シングルス3回戦で壮絶死闘
伊藤美誠(左)と平野美宇 Photo By スポニチ
 卓球の国際大会、WTTシンガポールスマッシュは14日、シンガポールで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランク18位、パリ五輪代表の平野美宇(木下グループ)と世界ランク12位・伊藤美誠(スターツ)の“みうみま”対決が実現した。伊藤が11-8、10-12、7-11、16-14、11-1のゲームカウント3-2で逆転勝ちし、8強に進出した。
 第1ゲームは11-8で伊藤が先取した。第2ゲームは一進一退の攻防で激しいラリーの応酬となったが、平野が12-10で取り返して1-1のタイとした。第3ゲームも強烈な打ち合いの末、11-7で平野が奪取。第4ゲームは平野が一時4点をリードしたが、伊藤も終盤食い下がって息詰まる展開。伊藤が10-10に追いついて大逆転し、16-14で奪って2-2とした。最終ゲームは伊藤が開始から4ポイント連取するなど勢いに乗って突き放した。

 平野は10日の今大会1回戦でパリ五輪代表の世界5位・早田ひな(日本生命)にストレート勝ちしている。

 パリ五輪代表男女3枠目は張本美和に決定。平野は、かつて“みうみま”のダブルスで世界を席巻した同学年の伊藤のメンバー落ちを受け「小さい頃から競い合ってきて、伊藤選手がいたからここまでこられた。伊藤選手以外でも選ばれなかった選手がいる。その選手たちの分まで頑張る責任がある」と力を込めていた。

 パリ五輪代表から落選した伊藤は、新たに世界ランク1位の目標を掲げて再出発。

 3度マッチポイント握られながらも粘った伊藤は「4ゲーム目を挽回して勝つことができたのが良かった。リフレッシュして5ゲーム目に臨めた」と笑顔。

 手の内を知り尽くした平野との対戦について「最近は日本での国内選考会がたくさんあって、平野さんと一番対戦している。お互い知ってるので、何か一つでも崩せたらと頭をフル回転させました」と振り返った。

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