全日本で平野破った19歳・赤江夏星、日本生命のTリーグPO決勝進出に貢献「あの舞台で最終日に…」

2024年03月23日 17:49

卓球

全日本で平野破った19歳・赤江夏星、日本生命のTリーグPO決勝進出に貢献「あの舞台で最終日に…」
日本生命の赤江夏星 Photo By スポニチ
 【ノジマTリーグプレーオフ女子準決勝 ( 2024年3月23日    代々木第二体育館 )】 年間王者を決める女子プレーオフ(PO)の準決勝が行われ、レギュラーシーズン2位の日本生命が3―2で同3位の日本ペイントを下し、決勝に進んだ。2季ぶり5度目となる優勝に向け、あす24日の決勝で同1位の神奈川と対戦する。
 ダブルスでの第1試合を落とした中、流れを引き寄せたのが第2試合に登場した赤江夏星だった。橋本帆之香との一戦は2ゲームを連取。その後に2ゲームを奪われて最終ゲームに突入したが、緊迫した攻防を11―9で制した。

 パリ五輪シングルス代表の早田ひなが第3試合とビクトリーマッチで横井咲桜に勝ちきって、日本生命が激戦を制した。国際大会との連戦になる伊藤美誠(スターツ)が欠場した中で、村上恭和監督は“代役”となった赤江を称えた。

 「10日ほど前に(伊藤の欠場が)分かったので、赤江にはラッキーだなと(言った)。伊藤がいると彼女は出られないので。チャンスを本当にものにした。たいしたものだなと思う」

 今年1月の全日本選手権でノーシードから初めて4強入りと躍進した19歳。6回戦で佐藤瞳、そして準々決勝で五輪代表を決めた平野美宇を撃破して注目を集めた。準決勝では早田ひなに完敗したが、今後に向けて大きな自信を手にした。

 「あの舞台で平野さんに勝てたり、最終日まで残ることができて、自分のプレーを多くの人に見てもらえる機会だった。昔から世界選手権に出ることが目標であり夢であって、でも今までは遠い場所だったんですけど…。まだ遠いところではあるけど、これまでよりは近くなっているのかなと感じました」

 大きな野望を胸に秘め、まずはあす24日の決勝で日本生命のためにベストを尽くす。

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