千葉百音「諦めずに演技し切るマインドで」SP13位から猛追7位 来季出場3枠維持に貢献

2024年03月23日 11:05

フィギュアスケート

千葉百音「諦めずに演技し切るマインドで」SP13位から猛追7位 来季出場3枠維持に貢献
<世界フィギュア女子フリー>演技する千葉百音(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2024年3月22日    カナダ・モントリオール )】 SP13位の四大陸選手権女王・千葉百音(木下アカデミー)はフリー5位の132・82点、合計195・46点の7位で初の世界舞台を終えた。3回転ループでミスが出た以外は、柔らかな演技を披露して順位を上げた。3連覇を達成した坂本との順位合計8位となり、日本勢の来季出場枠3枠にも貢献。「ループでミスしてしまったのが、一番目に見えて悔しいところではある。そのあとは諦めずに最後まで演技できたのは一つ成果」と振り返った。
 シニア1年目で木下アカデミー移籍から全日本選手権の2位表彰台、四大陸選手権の頂点まで駆け上がり、世界舞台も経験。「今回は今までで一番緊張した。フリーは最後まで集中力を保つのが難しかった。緊張から来る息苦しさを感じていた」と言い「その中で、ミスしても諦めずに演技し切るマインドでいけた」と収穫を口にする。

 「これからどんどん緊張する大会があると思うが、練習通りのジャンプを何としても降りるタフさが必要だと感じた」とも語り「フィジカル、メンタルの弱さも露見した部分が多かった。氷が合わないのは言い訳にできない。慣れなくても踏み切る強さはまだまだ」とさらなる飛躍への課題を持ち帰る。

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