【バレーVリーグ】東レがエース不在の昨季王者WD名古屋破り4強入り 高橋健太郎「運も味方してくれる」

2024年03月23日 17:02

バレーボール

【バレーVリーグ】東レがエース不在の昨季王者WD名古屋破り4強入り 高橋健太郎「運も味方してくれる」
<24バレV1男子東レ・WD名古屋>試合中、笑顔があふれた東レメンバー Photo By スポニチ
 バレーボールのVリーグ1部は23日、男子のファイナルステージが始まり、東京・大田区総合体育館で準々決勝2試合が行われ、第1試合でレギュラーラウンド6位の東レが、昨季王者で同3位のWD名古屋に3―2(25―22、24―26、25―23、23―25、15―12)で競り勝った。
 東レが、全セット3点差以内で決着した際どい勝負をものにして下克上を果たした。

 ミドルブロッカー高橋健太郎は「今季は運も味方してくれる。今日も相手のエースがいない状況で、フルセットまで行ったけど、何とか勝てた」と冗談めかして勝因を語った。

 WD名古屋の絶対的エースで、オポジットのバルトシュ・クレクが負傷のため欠場した。クレク対策を準備してきた東レは戦術変更を迫られたが、ブロックとレシーブの好連係で粘り強く守った。

 篠田歩監督は「クレクが出てくると想定して戦術を組んだので、最初はバタついたけど、ある程度守れた」と分析。ブロックで3得点した高橋は「全てにおいて、いいブロックとチームディフェンスができている」と胸を張った。

 攻撃ではハンガリー人オポジットのパダル・クリスティアンが両チームを通じて最多の29得点と奮闘。要所でチームを鼓舞する強打を決めてチーム2位の16得点を叩き出したアウトサイドヒッター富田将馬は「苦戦した部分はあったけど、チーム一丸となって勝ち切ることができた」と息をついた。

 24日の準決勝ではレギュラーラウンド2位のサントリーと対戦する。高橋は「明日もサントリーさんに思い切りぶつかってやるだけ」と意気込んだ。

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