春場所優勝争いは千秋楽へ持ち越し 大の里3敗死守 尊富士は初V目前で緊急事態、右足痛め救急搬送

2024年03月23日 17:55

相撲

春場所優勝争いは千秋楽へ持ち越し 大の里3敗死守 尊富士は初V目前で緊急事態、右足痛め救急搬送
<大相撲春場所14日目>肩を借り支度部屋に戻る尊富士(右)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 大相撲春場所14日目の取組が22日、エディオンアリーナ大阪で行われ、東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)は元大関の朝乃山(30=高砂部屋)に寄り切りで敗れて2敗目を喫した。直後の取組で西前頭5枚目の大の里(23=二所ノ関部屋)が小結・阿炎(29=錣山部屋)に勝って3敗を守ったため、賜杯の行方は千秋楽へと持ち越された。結びでは豊昇龍(24=立浪部屋)が琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)との大関対決に寄り倒しで敗れて4敗目を喫し、優勝争いから脱落。優勝争いは尊富士と大の里の新鋭2人に絞られた。依然単独トップの尊富士は千秋楽で勝てば、1914年(大正3年)夏場所の両国以来110年ぶりの新入幕優勝が決まる。
 尊富士は敗れた際に痛めたのか、土俵を降りる際に右足を引きずる姿が。車いすで花道を去り、医務室へ直行した。その後、右足をギプスで固定したまま救急車に乗り込み、大阪市内の病院へ向かった。

 大の里は阿炎にもろ手突きで攻め込まれたが、落ち着いてはたき込んで11勝3敗。幕内2場所目、“ざんばら髪”での初優勝の可能性を残し、「明日も集中していきたい」と話した。

 豊昇龍との大関対決に勝った新大関・琴ノ若は10勝目。関脇の若元春は熱海富士に寄り切りで勝って勝ち越しを決めた。13日目にカド番を脱出した大関・貴景勝は大胸筋などの負傷のため休場し、大関・霧島の不戦勝となった。

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