中田が退院「焦っても仕方ない」

2008年07月19日 06:00

野球

 16日に東京都内の病院で左手有鉤骨(ゆうこうこつ)鉤骨折で欠けていた骨片の除去手術を受けた日本ハム・中田翔内野手(19)が18日、退院した。当初、球団は8月中旬の実戦復帰を示していたが、実戦復帰が9月までズレ込むことが判明。中田は「バットを握れるまで4週間と医者から言われた。フルスイングするにはもう少しかかる。今季中の1軍昇格はちょっと難しい」とこれまでの目標を撤回した。
 それでも目は前を向いている。「ここまで来たら焦っても仕方ない」と課題の守備&走塁を磨き、来季の土台をつくるつもりだ。唯一の心配事は再び“外出禁止”となることだ。寮の決まりで故障者は外出できないことになっており「治るまで1カ月。入院中はそればかり考えていた」とため息。また、球団方針で手術が1カ月遅れたことには「自分が悪い部分もある。ガミガミ言っても仕方ない」と話した。

 ≪22日は「ひちょりイリュージョン」≫日本ハムの森本が、22日ロッテ戦(札幌ドーム)の試合前に「ひちょりイリュージョン」と題したサプライズを実施すると球団を通じて発表した。「何かがある!そこまでしか言えませんが、とにかく凄い。ちょっと怖くて大がかり。最初で最後になるかも…」と語った。06年に新庄が札幌ドームで大型バイクを使用した脱出&瞬間移動のイリュージョンを行ったが「先輩超え?そのくらいの迫力はある。引田天功さんを超えるかも」。当日はサプライズゲストも登場するという。

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