石田さん告別式 横浜ナインユニホームで参列

2008年07月19日 06:00

野球

石田さん告別式 横浜ナインユニホームで参列
石田文樹さん告別式で弔辞を述べる石井琢(中央)
 15日に直腸がんのため、41歳で亡くなった84年夏の甲子園優勝投手、横浜・石田文樹打撃投手の告別式が18日に横浜市内で営まれた。ロッテの小宮山悟投手(42)ら球界関係者約500人が参列。横浜ナインはナイターの巨人戦(横浜)前にユニホーム姿で参列した。棺には石田さんが打撃投手時代に使用していたグラブ、ユニホーム、帽子などが納められた。
 取手二高の同学年で主将を務めた元近鉄、阪神の吉田剛さん(41)は「現実を受け入れられないのが本音。3年間は短かったけど(人生で)一番濃かった。まじめで頑固なやつでした」と沈痛な表情。横浜に同期入団した石井琢が「20年間同じ苦しみ、喜びを味わってきた。こうして別れるのはつらいし、悲しいし悔しいです」と涙声で弔辞を読み上げると、佐伯、村田らも目を真っ赤にして早すぎる死を惜しんだ。

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