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亜大雪辱、立正大は先勝／東都大学野球

2009年04月15日 17:00

野球

　東都大学野球春季リーグ第２週第２日は１５日、神宮球場で２試合を行い、青学大―亜大２回戦は亜大が４―０で雪辱して１勝１敗、雨で順延された立正大―国学院大１回戦では立正大が４―０で３季ぶり１部復帰の国学院大を退けた。１回に加嶋の２点適時二塁打で先制した亜大はリーグ戦初先発の左腕倉又が４安打に抑え、初勝利を完封で飾った。立正大は８回に越前の２点適時三塁打などで３点を挙げて均衡を破り、先勝した。
　立正大の３年生右腕、南が通算８勝目を挙げた。８回に連続四球で無死一、二塁のピンチを招いて救援を仰ぎ「完封を意識して力み過ぎた」と照れ笑いを浮かべた。
　シーズン前は「完投と連投を目指すため、要所を締める投球を念頭に置いて練習してきた」と言う。「５勝はしたい」と力強く今季の目標を口にした。

　≪倉又がリーグ戦初勝利≫亜大の倉又がリーグ戦初勝利を完封で飾った。４年生左腕は先発も初めてで「１週間前に言われた。勝ててよかった」と会心の笑みがこぼれた。
　１年時にリーグ戦とプレーオフに１度ずつ登板したが、その後は左ひじを痛め、２年の秋に靱帯の移植手術を受けた。昨秋、キャッチボールも満足にできず退部を申し出たことも。倉又は「野球を続けていてよかった」と語った。

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