阪神1分け挟み4連敗…金本の失策で大量失点

2009年04月15日 22:27

野球

阪神1分け挟み4連敗…金本の失策で大量失点
7回中日1死一、三塁、荒木の左への飛球を落球し、勝ち越し点を許した阪神・金本
 【阪神2-7中日】後味の悪い負け方だった。阪神は1分けを挟んで4連敗。真弓監督は「途中からイーブン(同点)で追ってたんですけど…」と終盤の大量失点を悔やんだ。
 徐々に調子を上げていた下柳が突然、乱れた。きっかけはチームの柱、金本の失策だった。

 2―2で迎えた7回。1死一、三塁で荒木の左翼へ上がった打球を必死に追った金本が落球し、1点を失った。さらに中継に入った鳥谷への悪送球でダブルエラー。1死二、三塁と傷口を広げた。金本は昨年、144試合で2失策。今年はこの数字に早くも並んでしまった。

 この回だけで5失点。代打小池の打球は、バットを止めたスイングが安打になるなど不運もあった。真弓監督は「つきがなかったかな」と振り返った。

 打線も4回以降は無得点。8回からは9日に先発した石川をマウンドに送ったものの、9回に和田に2ランを浴びるなど投打ともに厳しい内容。悩める指揮官は「何とか気合を入れ直しますわ」と自らに言い聞かせるように話した。

 ▽金本(阪神)外野手の1イニング2失策のセ・リーグタイ 15日の中日1回戦(甲子園)で記録。過去にセで多数記録。パでは84年に駒崎(西武)がマークした3が最多。

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