プロ野球新記録!金子誠 7試合連続二塁打

2009年04月15日 20:08

野球

プロ野球新記録!金子誠 7試合連続二塁打
プロ野球新記録となる7試合連続二塁打を放った日本ハム・金子は、お立ち台でガッツポーズ
 【日本ハム11-5オリックス】日本ハムの金子誠内野手が15日、オリックス2回戦(札幌ドーム)で7試合連続となる二塁打を放ち、連続試合二塁打のプロ野球記録を更新した。14日にG・G・佐藤(西武)ら10人が持つ記録に並んでいた。金子誠は同点で迎えた6回無死満塁の場面で、左翼線へ走者一掃の二塁打を放った。
 記録更新を、さらりとやってのけた。日本ハムの金子誠がプロ野球新記録となる7試合連続二塁打。しかも記念すべき安打は、チームに札幌ドーム今季初勝利をもたらす決勝打となった。

 4―4で迎えた6回。無死満塁という絶好の場面で打席に立ったことが、幸いした。カウント2―2で、投手との勝負に集中することができた。「(記録更新のことで)気が散っていたけど、あの場面は一切考えなかった」と振り返った。
 ことしの11月で34歳になる。2年ほど前から「一日一日が勝負だと思うようになった」という。昨季は慢性的な股関節痛に悩まされ、2割1分6厘とプロ15年目で最低の打率に終わったが、今季は開幕から10試合連続安打と絶好調。打率は5割2分8厘だ。本人は「春の珍事」と繰り返すが、梨田監督は「体の回転を使って、広角に打てている」と分析している。
 脅威の9番打者として、また不動の遊撃手として、チームの中心に座る背番号8。記録について興味のないそぶりを装っていたが、最後に「長い歴史に名前が残るのって、いいよね」と爽快な笑顔を見せた。

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