降板理由は「肩の疲労」?松坂は体調不安を否定

2009年04月15日 17:53

野球

 【レッドソックス5―6アスレチックス】レッドソックスの松坂が1回に5安打5失点と打ち込まれ、メジャー最短降板を喫した。43球を投げたとはいえ、首脳陣は早々に2番手投入を決断。ベンチに戻ってきた松坂は、即交代を告げられたという。試合中、広報から発表された理由は「肩の疲労」。大事をとっての降板だった。
 松坂は「前回と同じようなことを繰り返して申し訳ないという感じ」と話す一方、疲労については「自分は特別なことが体に起こっていないと思っている」と、体調に問題はないと主張した。
 しかし、首脳陣の意見はまったく別。フランコナ監督は「背中と肩に疲労があると聞いている。チーム合流後、順調そうに見えたが、やはり早く仕上げすぎたのではないか」とWBCの影響を懸念する。
 さらにファレル投手コーチも「球威がなく、変化球に切れもなかった。一回が終わった時点で決めた。現在の彼が百パーセントではないのは明らかだ」と説明した。
 首脳陣は、15日に松坂の体調を確認した上で、今後について決めるという。松坂は通常の調整をするつもりというが「でも、そう言われているなら明日になってみないと分からない」と、複雑な表情を浮かべた。(共同)

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