巨人が6連勝!打線引っ張る1、2番

2009年04月15日 21:12

野球

巨人が6連勝!打線引っ張る1、2番
6回巨人2死二、三塁、鈴木が右前に勝ち越しの2点打を放つ
 【巨人6-2ヤクルト】巨人が1分けを挟んで6連勝。1点を追う4回、阿部の適時打と坂本の犠飛で逆転。同点とされた直後の6回には鈴木の2点適時打などで3点を勝ち越した。グライシンガーが7回2失点で2勝目。ヤクルトは今季初の連敗を喫した。
 巨人を勝利に導いたのは、持ち味の長打力ではなかった。好調な1、2番の堅実な打撃が連勝を6に伸ばす力になった。

 2―2に追い付かれた直後の6回2死二、三塁の好機。1番の鈴木が沈む変化球をうまく拾い、右前にはじき返した。「一、二塁間が広く空いていた。思い切って引っ張るつもりだった」。狙った通りの当たりが、チームに価値ある2点をもたらした。

 この日37歳のバースデーを迎えた木村拓が続いた。「うまくミートできたよ」。内角寄りの直球に対して最短距離でバットを振り出し、中前にはじき返した。教科書通りの打撃で、さらに1点が加わった。

 この2人が今季初めて1、2番コンビを組んだのは、8日の5試合目。鈴木は、それまで任されていた2番では結果を出せなかったが、昨季の定位置に戻ってから積極性としぶとさが出始めた。木村拓には、鈴木の俊足を生かす小技ができるだけのバット操作力がある。

 原監督は、リーグ3連覇に向けた理想の打線を模索中だが、この2人がスタートダッシュの原動力になっているのは間違いない。

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