ダル待望の今季初勝利は日米通算１５０勝！「一人だけ抜きたい人がいる　あと１６勝したい」

2018年05月21日 05:06

野球

ダル待望の今季初勝利は日米通算１５０勝！「一人だけ抜きたい人がいる　あと１６勝したい」 — レッズ戦に先発したカブスのダルビッシュ（ＡＰ） Photo By ＡＰ

【ナ・リーグカブス６―１レッズ（ 2018年5月20日シンシナティ）】カブスのダルビッシュ有投手（３１）が２０日（日本時間２１日）、シンシナティで行われたレッズ戦に先発登板。初回に１点を失ったが２回以降は立ち直り、６回９４球を投げて２安打５四死球７奪三振１失点で今季初勝利を挙げ、日米通算１５０勝を達成した。

　移籍後初勝利を懸けて今季８度目の先発マウンドに上がったダルビッシュ。しかし、いきなり制球を乱して満塁のピンチをつくり、６番シェブラ―の内野安打で先制点を献上。初回から３９球を要する不安定な立ち上がりとなった。

　しかし、直後の２回に味方が６番シュワバー、７番バエスの連続本塁打で３―１と逆転。援護をもらったダルビッシュは２回、３回を３者凡退に斬り、４回は２つの四球で得点圏に走者を背負ったが無失点で切り抜けた。

　今季“鬼門”となっている５回は、先頭打者に死球を与えながらも後続を右飛、遊ゴロ併殺打に打ち取って無失点。６回も打者３人で料理し、７回に回ってきた打席で代打を送られ交代となった。

　試合はカブスが着実に加点し、ダルビッシュは日米通算１５０勝となる節目の１勝を挙げた。

　◆ダルビッシュに聞く

　今季初勝利について

　「０より１の方が良いので。やっとスタートしたのかなという感じです」

　日米通算１５０勝について「日米一緒なので。引退して振り返って、これぐらい勝ったんだというのはあるかもしれないですけど。今は意識していないです。一人だけ抜きたい人がいるので。あと１６勝したいと思います」

　それは誰？

　「内緒です。抜いてから絶対言ってやろうと思います」