日本生命 涙、涙の3年ぶり都市対抗出場「ここに来て良かった」指名漏れから奮起、山田が値千金打

2023年06月13日 22:55

野球

日本生命 涙、涙の3年ぶり都市対抗出場「ここに来て良かった」指名漏れから奮起、山田が値千金打
<都市対抗野球近畿第5代表決定戦 日本製鉄広畑・日本生命>8回2死満塁、日本生命・山田は左前に2点適時打を放つ(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球大会近畿地区2次予選第5代表決定戦   日本生命6―3日本製鉄広畑 ( 2023年6月13日    わかさスタジアム京都 )】 13日行われた近畿第5代表決定戦で日本生命(大阪市)が日本製鉄広畑(姫路市)を6―3で破り、3年ぶり62度目の都市対抗本戦出場を決めた。
 敗れれば3年連続予選敗退となる運命の一戦は、激闘だった。初回に2点を先制されながら、0―2の3回に4連打で同点。2―3の8回には2死一、三塁から4番・皆川仁が右中間へ同点二塁打を決め、なおも2死満塁から6番・上西主起が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。さらに立大出身の新人・山田健太が左前2点打で続いて一挙4点を奪った。

 勝利の瞬間、首脳陣も選手も涙を流した。梶田茂生監督は「ここまで本当に長かった。このチームは若い。予選を戦いながら成長し、それが最後の粘りにつながった」と諦めなかった選手を称えた。

 8回に2点打を放った山田は、昨年のドラフト会議で指名漏れを経験。苦しい日々は値千金の一打となって報われ、「勝負どころで打てたことは自信になった。ここに来て良かった。呼んでいただいた恩返しをしたい」と本戦での恩返しも思い描いた。

 これで第94回都市対抗野球大会(7月14日開幕、東京ドーム)に出場する32チームが出そろった。組み合わせ抽選会は16日に行われる。

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