巨人・大勢 代名詞のヒールアップ投法封印して50セーブ目「200セーブというところはいきたいな」

2023年06月13日 22:30

野球

巨人・大勢 代名詞のヒールアップ投法封印して50セーブ目「200セーブというところはいきたいな」
<巨・西>9回から登板した大勢 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人3―0西武 ( 2023年6月13日    東京D )】 巨人の守護神、大勢投手(23)が西武戦(東京D)で今季22度目のリリーフ登板。1回を打者3人でピシャリと抑えて今季13セーブ目を挙げ、プロ2年目&79試合目登板で通算50セーブをマークした。
 3―0で迎えた9回に4番手として登板。最初に打席へ迎えた5番・平沼を2ボールから153キロ直球で二ゴロに打ち取ると、6番・長谷川はスライダーで3球三振。7番・川越には粘られたが、9球目の154キロ直球で空振り三振に斬って取った。

 試合後、大勢との一問一答は以下の通り。

 ――通算50セーブの登板を振り返って。

 「50セーブできたのも野手の皆さんのファインプレーだったり、体を張って守ってくださって助けてくださったところがたくさんあったので、そういった人たちのおかげでつなげられたので、これからも積み上げていくのは自分の力で野手の皆さんを助けられるようになりたいなと思いながらこれから助けてもらいます」

 ――日々のトレーニングも結びつく。

 「数字として結果がついてきてるっていうのはうれしいことですし、しっかり継続して、まだまだやることはいっぱいあるのでやっていきたいと思います」

 ――ヒールアップじゃなく投げていたが手応えは。

 「やっぱり中継ぎってなると先発と違って間隔が空かないので、ああいう場面で試すしかないので、そういうところが難しいところではあるんですけど、そういうところの変化を恐れずに自分の成長するためにどんどんやっていきたいという意図でやっていました」

 ――どういう狙いでヒールアップしない。

 「ちょっとこう、球の引っ掛かりとか抜ける球多くなってるのを感じてたので、シンプルにっていう、やることは特に変わってないんですけど、より正確にシンプルに分かりやすくってところでヒールアップを一度やめるってことだったので、ヒールアップしてることで注目されてる部分もあったので、なかなか勇気のいるところだったんですけど、こうやってチームの力に慣れているので、大切かなと思って変ええました」

 ――自分の意志。

 「自分で動画とか見てたりして、感覚だったり、キャッチボールしてたりしてやってみようということを意識してたら投げやすかったので変えました」

 ――クローザーは休む時間がないが、疲労感はどう抜いている。

 「抜けないですね。疲れたままですけど、投げてないときはキャッチボールの強度上げてみたりとか、連投続いてるときは落としてみたりとかうまく調整してみながらやってます」

 ――50セーブはここまで順調に来たと思うが、感覚としてはどうか。

 「その辺がちょっと分からないんですけど、意識してないので。50セーブって言われたときは順調かなと思うんですけど、もっともっとこんなところで満足せず、もっと上を目指したいなと思います」

 ――ずっと左打者が課題と言っていたが、その辺は改善しつつある。

 「そうですね、打たれてる率で言ったら左の方が、とかでもないですし、投げてるボール自体の問題で自分の認識の問題なので、そういうところでうまくいってるかなとは思うので、またさらにそういう、数試合立て続けに左に打たれてた時よりかは少しはステップアップできたかなとは思います」

 ――変えた部分は。

 「ありますね」

 ――そこは秘密。

 「そうですね…(笑い)。すみません」

 ――これから目指したい数字は。

 「多分、益田さんがもうすぐ200セーブくらい、あと2セーブくらい。大学の先輩ですししっかり意識して、200セーブというところはいきたいなと思います」

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