巨人メンデス 6回零封、来日初勝利の権利を得て降板 故障明けで62日ぶり1軍マウンド

2023年06月13日 20:10

野球

巨人メンデス 6回零封、来日初勝利の権利を得て降板 故障明けで62日ぶり1軍マウンド
<巨・西>巨人の先発・メンデス (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人―西武 ( 2023年6月13日    東京D )】 巨人の新助っ人、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)が13日に出場選手登録され、同日の西武戦(東京D)で交流戦初登板。6回4安打無失点と好投し、来日初勝利の権利を得て降板した。
 来日初登板初先発となった4月5日のDeNA戦(横浜)では6回途中5安打2失点と好投したが、打線が今季初の零敗を喫して初黒星。同12日の阪神戦(東京D)も6回まで3安打1失点と好投したが7回途中に右足を痛めて負傷降板し、来日初勝利はまたもお預けとなった。右大腿二頭筋損傷との診断を受けて同14日に出場選手登録抹消となり、その後は2軍で調整していた。

 この日は62日ぶり、来日3度目となる1軍マウンド。3者凡退は一度もなく、毎回走者を背負うマウンドとなったが、味方打線が3回に岡本和の適時二塁打で先制すると、4回には丸の9号ソロ、5回にはバッテリーを組む大城卓がスクイズ成功と1点ずつながら着実に加点するなか、地道にスコアボードへゼロを並べた。

 3―0で迎えた6回、2死走者なしの場面で打席が回ると、原辰徳監督(64)が代打・吉川をコール。ここでメンデスは降板となった。4回の第2打席では通算6打席目で来日初安打となる左前打を放ち、この回の打席が回る前のベンチでも打撃用のプロテクターを装着するなど打席に入って続投する気満々だったメンデス。代打が出る前には、原監督と阿波野投手チーフコーチがベンチ内で何やら説明する場面もあった。

 メンデスの投球内容は6回で打者23人に対して96球を投げ、4安打無失点。6三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は151キロだった。

おすすめテーマ

2023年06月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム