滝川二が辛勝 今秋ドラフト上位候補の149キロ右腕・坂井陽翔、6回に登板し流れ変える

2023年07月15日 13:32

野球

滝川二が辛勝 今秋ドラフト上位候補の149キロ右腕・坂井陽翔、6回に登板し流れ変える
<明石南・滝川二>試合の流れを変えた滝川二・坂井 陽翔 (撮影 中辻颯太) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会・3回戦   滝川二9―5明石南 ( 2023年7月15日    明石 )】 2015年夏以来の甲子園出場を目指す滝川二が延長10回タイブレークの末に明石南を下し、4回戦に進出した。
 「4番・右翼」で先発出場した今秋ドラフト上位候補の149キロ右腕、坂井陽翔(はると・3年)が流れを変えた。2点ビハインドの6回から登板。「流れを持ってくることを意識した」と振り返るように、この日の最速だった144キロ真っすぐとカットボールなど変化球も駆使し7回3死目から9回1死目まで5者連続奪三振を記録するなど9回まで無安打投球。タイブレークとなった延長10回に初安打を許して1死満塁を背負ったが後続を断ち、5回1安打無失点で7三振を奪った。

 打撃でも8回2死無走者から左翼線二塁打で同点の起点となると、10回無死一、二塁では左中間に決勝二塁打を放つなど3安打1打点。投打で逆転勝ちを呼んだ。「心も体も準備できていた。(3回戦と)早めに投げられたことは良かった。(夏は)一戦必勝。100%の力を出して勝ちきれるようにするだけ」。接戦を制し、大黒柱がまた一回り、たくましくなった。

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