仙台育英 連覇へ盤石 「150キロトリオ」エンジン全開 エース高橋自己最速タイ151キロで1回零封

2023年07月15日 05:16

野球

仙台育英 連覇へ盤石 「150キロトリオ」エンジン全開 エース高橋自己最速タイ151キロで1回零封
<仙台育英・大崎中央>3番手として1回無失点に抑えた仙台育英・高橋 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権宮城大会・2回戦   仙台育英8―1大崎中央 ( 2023年7月14日    仙台市民 )】 昨夏、東北勢として初めて甲子園を制した仙台育英。連覇を目指す今夏は初戦から「150キロトリオ」がエンジン全開だ。
 6点差の8回、昨夏の甲子園胴上げ投手で今チームのエース高橋煌稀(こうき=3年)が満を持してマウンドへ。大会前に「いい投手がたくさんいるので思い切り投げられる」と語っていた通り、迷いなく投げ込んだ直球は初球から147キロ。わずか5球で2死を奪うとここからギアチェンジ。相手3番への初球に自己最速タイの151キロを計測するなど、直球を3球続けて三振に仕留めた。

 先発の最速153キロ右腕・湯田統真(3年)は5回3安打1失点、2番手の最速151キロ左腕・仁田陽翔(はると=3年)は2回1安打無失点と自慢の投手陣は盤石。須江航監督も「まだまだ良くなりますよ」と手応え十分だ。

 前日13日にはミーティングで「勝つ裏には負けがある。負ける覚悟を持って悔いなく戦おう」と語りかけた指揮官。全国屈指の最強投手陣を武器に、全力で連覇に挑む夏が始まった。 (村井 樹)

 ◇高橋 煌稀(たかはし・こうき)2005年(平17)6月28日生まれ、宮城県出身の18歳。佐沼小4年時に野球を始め、佐沼中から仙台育英へ進んだ。仙台育英では2年春からベンチ入り。昨夏の甲子園は背番号「11」で日本一を経験した。50メートル走6秒7、遠投100メートル。1メートル83、85キロ。右投げ右打ち。

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