大谷翔平 8勝目ならず、6回途中今季自己ワーストタイ5失点 守乱に珍しくがっくり&イライラ

2023年07月15日 12:22

野球

大谷翔平 8勝目ならず、6回途中今季自己ワーストタイ5失点 守乱に珍しくがっくり&イライラ
<エンゼルス・アストロズ>6回途中、4失点で降板する大谷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2023年7月14日    アナハイム )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)の本拠地アストロズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回途中、5失点で降板した。
 初回はピンチを背負いながらも無失点、2回は三者凡退で切り抜けた。直後に打線が2点を先制。続く3回も三者凡退に抑えた。しかし、4回に先頭から3連続四死球と制球を乱し、ジュルクスの右前適時打などを許して同点に追いつかれた。途中には指先を気にする仕草を見せたが、最速99・3マイル(約159・8キロ)をマーク。時折吠えながら気迫の投球で勝ち越しは阻止した。

 続く5回は連打や味方の失策で勝ち越しを許し、珍しく両手を膝についてがっくりする場面もあった。それでも直後の攻撃では、大谷の左前打を皮切りに連打で同点に追いついた。

 6回先頭に四球を出したところで降板。首をかしげて納得いかないような表情を浮かべた。結局、5回0/3を5失点で今季自己ワーストタイとなった。

 前回登板の4日のパドレス戦では右手中指の割れた爪とマメの影響で途中降板。11日の球宴では打者に専念したことで、中9日という万全の状態で8勝目を目指していた。試合前、フィル・ネビン監督は「翔平は昨日ブルペンに入った。右中指の爪もマメも問題ない。(アクリルのカバーで)少しプロテクトはしている。以前より状態は良くなっている」と語った。

 打っては第1打席は初回無死走者なしから、高めのボール球を詰まりながらも強振。左前へ落とした。第2打席は左飛、第3打席は左前打だった。

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