阪神・木浪&中野 「守り勝つ野球」体現 中日3連戦で無失策継続なら球団最長17試合連続に並ぶ

2023年07月15日 05:15

野球

阪神・木浪&中野 「守り勝つ野球」体現 中日3連戦で無失策継続なら球団最長17試合連続に並ぶ
キャッチボール中に笑顔を見せる中野 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 阪神が無失策の球団記録を視界に捉えた。46失策はリーグ5位ながら、6月27日の中日戦から今季最長の14試合連続で無失策中。15日から始まる中日3連戦でも継続すれば、2リーグ制以降では球団最長として残る11年10月の17試合連続に並ぶ。
 14日は甲子園球場で全体練習。藤本内野守備走塁コーチは要因の一つとして「(メンバーが)固定されていることで、投手の配球や相手打者の特徴が分かってくる。それが打球の予測につながっている」と分析した。特に遊撃・木浪、二塁・中野の二遊間はほぼ固定。スイング軌道や空振りで一球ごとに守備位置を変更し、打者の反応を見ながらコミュニケーションを密にし、取れるアウトを確実に奪っている。

 2人とも守備に対する意識は高い。木浪が「守備は100%にすることができる。自分自身、守るのが一番」と言い切れば、中野も「まずは守備からと、監督も言っている。続けていきたい」とうなずいた。岡田監督が求める「守り勝つ野球」。強力な投手陣を安定した「守備」が支えれば勝利は増えていく。(石崎 祥平)

 <球宴は迷彩柄>木浪と中野が19、20日のオールスターゲームに備え“球宴仕様”の用具を整えた。契約するスラッガー(久保田運動具店)が「ダズル迷彩柄」のグラブ、スパイクほか計7点を提供し、担当者は「今年はシンプルかつ目立つようにということで採用しました。スラッガーのロゴをグラブの捕球面に入れています」と説明。練習で使用した木浪は「新鮮です」と笑顔を見せた。

おすすめテーマ

2023年07月15日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム