鯉党も驚かせた「4番菊池」プロ1488試合目で初大役 新井監督が明かした狙い「キクがあそこに入ると」

2023年07月15日 21:05

野球

鯉党も驚かせた「4番菊池」プロ1488試合目で初大役 新井監督が明かした狙い「キクがあそこに入ると」
<D・広>菊池が4番に入った広島のスタメン(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島2-1DeNA ( 2023年7月15日    横浜 )】 広島は15日、2位・DeNAとの3連戦初戦を見事な逆転勝ちでものにした。今永を打ち崩せず、9回1死まで0-1と沈黙が続いていたが、鮮やかな逆転劇を呼び起こした。
 1死から坂倉が山崎の直球を左翼席へ運ぶ起死回生の同点弾。試合を振り出しに戻し、さらにデビッドソンが二塁打で続くと、DeNAは山崎からエスコバーに継投。その後、小園の内野安打などで1死満塁の好機をつくると、代打・会沢が左犠飛を放って、ついに勝ち越しに成功した。

 一方、試合前のスタメン発表から、SNSで野球ファンを驚かせたのが「4番菊池」だ。プロ12年目、通算1488試合目で初の「4番・二塁」で名を連ねた。ツイッターでは試合終了後もトレンドワード入りしていたほど大きな話題となった。

 新井監督は試合後「いろいろ考えて左が続いてしまうというのもちょっと嫌だった」と、野間、秋山、坂倉ら左打者が連続する打線を考慮し、右の菊池を4番に挟んだことを明かした。

 さらに「キクがあそこに入るといろいろ動きも出せるので、攻撃していく上で。キクがバッターの時もランナーの時も動きが出せるということで4番に入ってもらった」と、“動かせる”新しい形の4番像をイメージしていた。

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