巨人・岡本和真「ピッチャーがいつも頑張ってくれているので打てて良かった」 V弾もお立ち台には上がらず

2024年05月30日 22:11

野球

巨人・岡本和真「ピッチャーがいつも頑張ってくれているので打てて良かった」 V弾もお立ち台には上がらず
<巨・ソ>勝利を喜び合う岡本和(中央)ら巨人ナイン (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人6―5ソフトバンク ( 2024年5月30日    東京D )】 巨人の岡本和真内野手(27)が30日のソフトバンク戦(東京D)で3試合ぶり一発となる10号2ラン。プロ4年目の2018年から7年連続となる2桁本塁打をマークした。
 「4番・一塁」に入って先発出場。0―5で迎えた3回だった。

 まずは丸の適時打で1点返し、新助っ人ヘルナンデスの来日1号となる3ランで4―5と1点差。前日29日の同戦で延長12回にサヨナラ二塁打を放った吉川が二塁打でつなぐと、この1死二塁という局面で岡本和が第2打席へ。

 そして、相手先発右腕・東浜がカウント1―1から投じた3球目、真ん中付近のカーブを捉えて左翼スタンド中段へ叩き込んだ。

 これで0―5から一気に6―5と逆転。昨季まで所属した古巣に3回8安打5失点と打ち込まれKOされていた先発右腕・高橋礼の黒星を消すと、結局この一発が決勝点となり、2番手として4回から7回までの4イニングをパーフェクトに抑えた23歳左腕・井上が615日ぶりのプロ2勝目を手にした。

 巨人打線は試合前まで20試合連続4得点以下かつ7試合連続2得点以下と得点力不足に苦しんでいただけに「ピッチャーがいつも頑張ってくれているので打てて良かったなと思います」と岡本和。

 決勝弾にもかかわらず試合後のお立ち台はヘルナンデスと井上の2人に譲ったが、7年連続の2桁本塁打に関しては「ホームランは自分の長所でもあるのでいっぱい打てるように頑張ります」と控えめに話していた。

 なお、岡本和は昨季まで右打者として球団初となる6年連続30本塁打以上をマーク。昨年の交流戦ではともに最多の8本塁打、19打点、打率も近藤(ソフトバンク)に次いで2位の.383と大活躍してMVPを獲得。この日の一発で、交流戦通算30本塁打となっている。

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