来日1号の巨人・ヘルナンデス 東京ドームは「来るのが楽しみ」「感激」「素晴らしい」ファンに感謝

2024年05月30日 22:02

野球

来日1号の巨人・ヘルナンデス 東京ドームは「来るのが楽しみ」「感激」「素晴らしい」ファンに感謝
<巨・ソ>ヘルナンデスはファンと勝利を喜び合う(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人6―5ソフトバンク ( 2024年5月30日    東京D )】 巨人の新助っ人、エリエ・ヘルナンデス外野手(29=ドミニカ共和国)が30日のソフトバンク戦(東京D)で来日3試合10打席目にして待望の初アーチ。パ・リーグ首位を相手に0―5からひっくり返す大逆転勝ちに大きく貢献した。
 「2番・右翼」で先発出場。0―5で迎えた3回、丸の適時打でまずは1点返し、なおも1死一、二塁で入った第2打席だった。相手先発右腕・東浜がフルカウントから投じた6球目、真ん中付近にきたシンカーを叩くと、打球は打った瞬間それと分かる一発。左翼スタンド中段に突き刺さる1号3ランとなった。

 これで一気に4―5と1点差。すると、前日29日の同戦で延長12回にサヨナラ二塁打を放った吉川が二塁打でつなぎ、岡本和が7年連続2桁本塁打となる10号2ランを放って6―5と一気に逆転。この主砲の一発が決勝弾となった。

 試合後、4回をパーフェクト救援で615日ぶりプロ2勝目を挙げた井上とともにお立ち台に上がったヘルナンデスは「本当にうれしいです。何よりホームの東京ドームで、ファンの皆さんの前で打てたこと、本当にうれしく思います」と会心の笑み。

 「本当に素晴らしい。本当に毎回、東京ドームに来るのが楽しみで、毎日ここに来てファンの方の歓声を聞く。本当に感激しています。素晴らしいです」と詰めかけた満員の観客に感謝した。

 一瞬にして東京ドームの空気を変えた3ランは左翼スタンド中段に吸い込まれた。

 「あの場面は自分の打てる球、ランナーをかえせるボールをしっかり待とうと。そういう気持ちで打席に入ってました。打ったあと走りながら本当に最高でした」。

 最高の仕事をしてベンチに戻ると、ミネラルウオーターをグイッ。すると、水を飲んでいる最中に主砲・岡本和に逆転の10号2ランが飛び出した。

 「岡本選手のホームランを見た瞬間、本当にうれしくて。おかげで勝てた。特別な試合になったと思います」と笑顔のヘルナンデス。

 ファンに向けては「これからも東京ドームやいろいろな球場に是非チームを応援に来てください。われわれ選手は100%全力を出し切って皆さんの応援に応えられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。アリガトウゴザイマス」と最後まで爽やかに話していた。

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