国学院大が1部残留 崖っぷちから“奇跡の3連勝”で決めた

2024年05月30日 12:50

野球

国学院大が1部残留 崖っぷちから“奇跡の3連勝”で決めた
<日大・国学院大>日大に勝利し、入替戦を回避し、ホッとしたようにスタンドに向かってガッツポーズする土山(左)ら国学院大ナイン(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【東都大学野球1部春季リーグ・第4週最終日   国学院大9―2日大 ( 2024年5月30日    神宮 )】 国学院大が日大に快勝して勝ち点を2に伸ばし、1部残留を決めた。敗れれば最下位が決まる崖っぷちから3連勝で今季を締めくくり、鳥山泰孝監督は「全てを絞り出して戦った」と振り返った。
 奇跡の3連勝――。国学院大ナインはこの言葉を合言葉に驚異の粘りを発揮した。敗れた時点で最下位が決まる22日の亜大戦から残り3戦を全勝で最下位を回避。この日、3回にリーグ戦初本塁打となる左越えソロを放った土山翔生主将(4年=岡山理大付)も「最後はちょっとうるっときました。ホームランはこれまでにない感覚でしたね」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 苦しいシーズンだった。開幕4連敗を喫すると、今季初の勝ち点をつかんだのは22日。11年春以来の最下位が目前まで迫ったがここから4年生を中心にチームが結束。鳥山監督が「4年生が見事に活躍してくれた。国学院らしい試合ができた」と語気を強めたように、この日の全打点は4年生が挙げ、1部残留をつかんだ。

 巻き返しの秋へ。主将は「4年生中心にしっかりとチームを引っ張りたい」と力強く締めくくった。

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