日本生命が都市対抗切符! 「自分も負けられない」最強2年目コンビ、山田同点打&石伊V打で東京Dへ

2024年05月30日 21:53

野球

日本生命が都市対抗切符! 「自分も負けられない」最強2年目コンビ、山田同点打&石伊V打で東京Dへ
<日本製鉄瀬戸内・日本生命>近畿第一代表に決定し、ナインに胴上げされる梶田監督(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球大会近畿2次予選第1代表決定戦   日本生命4―3日本製鉄瀬戸内 ( 2024年5月30日    わかさスタジアム京都 )】 日本生命が第95回都市対抗野球大会(7月19日から12日間、東京ドーム)へ2年連続63度目の出場を決めた。
 8回に逆転を許した土壇場で、注目の「2年目コンビ」が勝負強さを発揮した。

 2―3の9回1死二塁で「6番・二塁」の山田健太が左翼線へ同点二塁打を放つと、なおも2死二塁で「8番・捕手」の石伊雄太が右前への決勝打を決めた。

 山田と石伊は、今年で2年目の同期入社。2人同時のプロ入りを目標に、社会人野球の名門で1年目からレギュラーを奪取して切磋琢磨してきた間柄だ。

 石伊は「健太はライバル関係とはではないですけど、刺激を与えられる存在です。健太も調子が上がらない中で一本出した。自分も負けられないという気持ちが一打につながったのかな」と感謝した。

 試合後の勝利インタビューでは、梶田茂生監督が観客に向けて「去年は第5代表でしたけど、日本一を目標に掲げて戦った。今年も当然、日本一を目指して頑張ります」と約束した。

 ◇石伊 雄太(いしい・ゆうた)2000年(平12)8月18日生まれ、三重県尾鷲市出身の23歳。小4時に尾鷲野球少年団で野球を始めて外野手。中学では伊勢ボーイズに所属して捕手。近大高専では2年秋から背番号2でベンチ入りし、近大工学部では1年春からリーグ戦に出場。日本生命では1年目から都市対抗と日本選手権に出場。50メートル走6秒0、遠投115メートル。1メートル79、83キロ。右投げ右打ち。

おすすめテーマ

2024年05月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム