ダルビッシュ有 左太腿裏の張りで降板し、試合後に検査 今季最短タイ3回を6安打3失点で3敗目

2024年05月30日 08:21

野球

ダルビッシュ有 左太腿裏の張りで降板し、試合後に検査 今季最短タイ3回を6安打3失点で3敗目
マーリンズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス1-9マーリンズ ( 2024年5月29日    サンディエゴ )】 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が29日(日本時間30日)、本拠でのマーリンズ戦に先発。持ち味の制球力を欠き、今季最短タイの3回を6安打3失点(自責2)で降板。防御率は3・20となった。今季5勝目、日米通算201勝目を挙げることはできず、チームの連勝も3でストップした。
 相手はリーグ最低勝率、最少得点のマーリンズを相手に精彩を欠いた。初回こそ2死一、二塁のピンチをしのいだが、2回2死二塁、9番・フォーテスに外角スイーパーを捉えられ、右中間への先制二塁打を許すと、続くチザムの二塁強襲内野安打でこの回2失点。さらに3回にも味方失策で1点を失った。

 直球、変化球とも持ち味の制球力を欠く“らしくない”投球に終始し、66球で降板。パドレスの地元ラジオ局「97.3The Fan」によると、マイク・シルト監督は、ダルビッシュの交代の理由を「左ハムストリングに若干の張りを感じたため」としたうえで「検査を受ける予定であり、欠場する必要があるかどうかはまだ分からないと付け加えた」と報じた。

 ダルビッシュは試合後に検査へと向かったため、報道陣への対応はなかった。

 今季は首の張りによる15日間の負傷者リスト(IL)入りをしたが、復帰後の4月30日(同5月1日)から、この試合で敗れるまで4連勝を記録するなど好調を維持していただけに、今後の状態が注目される。

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