Honda熊本が敗者復活初戦を制す 沖縄出身の島袋が好投

2024年05月30日 13:21

野球

Honda熊本が敗者復活初戦を制す 沖縄出身の島袋が好投
<Honda熊本・JR九州>先制されたHonda熊本は3回に逆転、古寺の適時打で二走・江崎は気迫あふれる生還 Photo By スポニチ
 【第95回都市対抗野球九州地区予選第6日   Honda熊本5―3JR九州 ( 2024年5月30日    沖縄セルラースタジアム那覇 )】 敗者復活の第2代表トーナメント3回戦が行われ、昨年第1代表のHonda熊本(大津町)が逆転でJR九州(北九州市)を下した。
 2回に先制点を許したHonda熊本は3回、追加失点のピンチに2番手の左腕、島袋圭亮(30)を投入。「相手バッターを見ながらリズムよく投げられた」と8回まで5回1/3を2安打無失点の好投でJR九州の追撃を封じた。沖縄出身の島袋は試合会場の沖縄セルラースタジアムにほど近い小禄中に通い、「ここは当時、奥武山野球場と呼んでいて中学時代は試合したこともある。でも公式戦での登板はこれが初めてでした」とふるさとに“凱旋”しての好投に満足げだった。

 準決勝の沖縄電力戦が降雨のため継続試合となった末に敗れ、敗者復活トーナメントに回ったHonda熊本だが、渡辺正健監督は「サスペンデッドのあとの再開試合では打線に勢いが出ていた。敗者復活戦では思い切って打線もいじった」。好調の江崎を2番に上げて、若手の蓑尾、江頭、代打の和田を先発起用した打線は3回に4安打を集めて逆転に成功。4、5回にも加点するなど活発な攻撃で試合の流れを渡さなかった。

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