ソフトバンク期待の育成2年目盛島が前夜29日の“城島絶賛トーク”受け城島ロード第2章継承誓う

2024年05月30日 18:36

野球

ソフトバンク期待の育成2年目盛島が前夜29日の“城島絶賛トーク”受け城島ロード第2章継承誓う
29日にソフトバンク城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーターから「絶賛トーク」を展開され、翌30日に伝え聞いた育成2年目捕手の盛島は筑後ファーム施設で照れながらポーズ Photo By スポニチ
 ホークス期待の“夢がモリモリ男”が、照れながら誓った。ソフトバンク育成2年目の盛島稜大(りょうた)捕手(19)が前夜29日の“城島絶賛トーク”から一夜明けた30日、筑後ファーム施設での調整後に謙虚に今後のビジョンを明かした。
 「いやいや、僕なんかはまだまだですが、城島さんが憧れなので僕も追いかけたいし続きたいです」と照れながら汗を拭っていた。

 城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーターは29日の巨人戦前に東京ドームでノンストップで盛島の可能性をベタぼめした。「スケールも体もでかいし、野球脳も心配ないし器用。メジャーでキャッチャーをやれる」などとの囲み取材を約12分間に渡って展開した。王貞治球団会長も宮崎春季キャンプ視察時から盛島の強打に注目。さらに3軍の韓国遠征での捕手姿を映像で見た小久保監督も立ち居振る舞いを称えていた。

 強肩強打が売りの盛島も“城島ロード”を歩むことを意識している。空いた時間は動画サイトYouTubeで現役時代の「城島健司集」をサイト検索し見ている。WBC日本代表時代やMLBでマスクをかぶっている姿、ホークス、阪神でのプレー集。打撃動画よりも、守備集をじっくりと見る。「城島さんのワンバウンドの処理にリード、声かけ。すべて憧れ。まだまだ体から強くしていかないと」と力は入る。

 憧れの城島氏とは趣味もかぶる。父親と行う、釣りも好き。「父は泳がせ釣りで大物狙いで僕はルアーが好きです」。水陸で、ロマンを追い求めてきた。

 興南(沖縄)では「4番・捕手」として夏の甲子園にも出場し22年育成ドラフトの最終14位で入団。身長1メートル86、体重は入団から6キロ増えて102キロにまで成長した。沖縄・宮古島の出身で実家はメロン農家。盛島の“メロン砲”には、鷹のロマンが詰まっている。

 「まずは3軍でアピールを続けて、今年中に2軍戦に出たい」。現在、主戦場の3軍から2軍、そして支配下選手登録されての1軍から、米メジャーへ。

球団は期待は大きいと猛アピールするが盛島は謙虚に少しずつ、一歩ずつの成長を意識していた。

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