大谷翔平 第3打席は中前適時打 2試合ぶり安打、4試合ぶり打点も今季ワーストを更新する45打席不発

2024年05月30日 06:25

野球

大谷翔平 第3打席は中前適時打 2試合ぶり安打、4試合ぶり打点も今季ワーストを更新する45打席不発
<メッツ・ドジャース>5回、中前適時打を放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、敵地でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で2試合ぶりの安打となる中前適時打を放った。
 左飛、二ゴロに倒れて迎えた第3打席は2―0の5回1死一塁の場面。左腕ピーターソンのけん制悪送球で一塁走者バルガスが二塁へ進むと、1ストライクから2球目の内角シンカーを強振。114.1マイル(約183.6キロ)の痛烈な打球はあっという間に二遊間へ抜け、4試合ぶりの打点でチームに3点目をもたらした。

 3―3に追いつかれた7回1死一塁での第4打席は、相手ベンチが左腕ディークマンを投入。カウント1―2と追い込まれると、最後は内角高めのボール球を振らされ、空振り三振に倒れた。これで45打席ノーアーチとなった。

 大谷は28日のメッツとのダブルヘッダー第1戦は5打数無安打、2三振に倒れた。これで17日のレッズ戦の12号を最後に今季ワーストの41打席ノーアーチ。開幕からの40打席ノーアーチを上回り、28日に16号を放ったリーグトップのブレーブス・オズナには3本差をつけられていた。第2戦はチーム方針で休養のため欠場。それでもロバーツ監督は「彼は100%に近づいている。心配はしていない」と問題なしを強調した。

 大谷は今月16日のレッズ戦で一塁走者として出塁後、けん制球が左太腿裏を直撃。打撃に影響はないもののロバーツ監督が走塁に制限をかけていることを明かした。27日に取材に応じた大谷は、患部について「日に日には良くなってきている」としていたが、けん制球が直撃する前日の15日時点で.364だった打率は、28日終了時点で.329まで急降下していた。

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