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大久保博元氏 西武・渡辺久信監督代行の“男気伝説”「俺の野球人生終わったと思った」

2024年05月30日 22:50

野球

大久保博元氏 西武・渡辺久信監督代行の“男気伝説”「俺の野球人生終わったと思った」
<中・西(1)>試合前の整列で笑顔を見せる渡辺監督代行(右は平石ヘッド)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 元巨人コーチの大久保博元氏(57)がYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。西武の監督代行に就任した盟友・渡辺久信氏(58)の男気伝説を明かした。
 渡辺氏の西武監督時代に打撃コーチを務めていた大久保氏が「俺の野球人生終わった」と思った瞬間があった。

 相手は王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)が率いるホークス。西武の打者が危険な死球を受けた。

 両軍入り乱れてにらみ合い。

 この乱闘寸前の輪の中に王監督が割って入って、「(ぶつけたのは技量のない)若いピッチャーなんだ、堪えてくれ」と西武側に頼んできた。

 大久保氏は受け入れるつもりだったが、なんと渡辺監督は「若い選手の練習ならファームでやって下さい!なんでこんなところで練習させるんですか!」と怒鳴りつけたという。

 大久保氏は「俺の親分の渡辺久信が世界の王さんにケンカ売った…。野球界から去ることになるな」と思ったほどだった。

 それくらい本気で選手を守ろうとする人間だという。

 大久保氏は「ライオンズ復活の土台をつくれるのは渡辺GMしかいない」と太鼓判を押した。

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