西武・渡辺監督代行 不調も好投の武内「やっぱりいい」 カード勝ち越し、巨人戦へ「慎之助、楽しみだね」

2024年05月30日 22:29

野球

西武・渡辺監督代行 不調も好投の武内「やっぱりいい」 カード勝ち越し、巨人戦へ「慎之助、楽しみだね」
<中・西(3)>6回、コルデロの犠飛で生還した蛭間(左)を拍手で迎える渡辺監督代行(中)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【交流戦   西武3-0中日 ( 2024年5月30日    バンテリンD )】 西武は30日、中日と対戦。3-0で快勝し、2連勝を飾った。
 ドラフト1位・武内夏暉投手(22=国学院大)は5回2/3を4安打無失点と力投。開幕から先発で無傷の4連勝となった。

 チームは26日に松井稼頭央監督が成績不振で休養し、代わって28日から渡辺久信監督代行兼ゼネラルマネジャー(GM)が指揮。29日の初勝利から、渡辺監督代行も2連勝となった。

 カード勝ち越しを決め、渡辺監督代行は「先に点を取れていい形で優位に展開を進められたっていうのはすごく良かった」と快勝にうなずいた。

 武内について「今日ほんとにあんまり良くなかった。初めから。ただ、やっぱそういう中でゲームを作っていける能力に長けたピッチャーだとは思う。大学のときからそうだけど。やっぱりいいピッチャー」と悪いなりにも無失点と好投した左腕を称えた。

 GMとして獲得した投手がここまで快投を見せ「プロの世界はなかなか厳しいからね。アマチュア時代に本当に無双した選手でも、なかなか結果が出せないっていうのは、今までよくあること。そういう中でやっぱり武内は実力通りのものを出してくれてるなっていう感じがする」と評した。

 交代のタイミングは「(中田)翔がなんとなく嫌だった。なんとなく。その前の打席でちょっと嫌な予感がしたんで。武内自体も今日あんまり良くなかったってとこもあるし」と意図を説明。

 打線は初回にしぶとく併殺崩れの間に先制点。「きれいな形の1点じゃなかったですけど、やっぱりみんなの気持ちがああいう形に出て1点を取れたのはよかった」と述べた。

 あす31日からは本拠地に戻って好調の巨人と3連戦。監督代行は「とにかく一つ一つ勝って借金を減らしたい」と意気込み、「巨人ね、いいね。慎之助楽しみだね」と阿部監督との対戦を待ち望んでいる様子だった。

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