今季初1試合4安打のド軍ロハス「(BIG3の)活躍ばかりに頼るわけにいかない」と下位打線の奮起誓う

2024年05月30日 11:12

野球

今季初1試合4安打のド軍ロハス「(BIG3の)活躍ばかりに頼るわけにいかない」と下位打線の奮起誓う
大谷(左)とタッチするドジャース・ロハス(右から2人目)(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース10―3メッツ ( 2024年5月29日    ニューヨーク )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、敵地でのメッツ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席で10試合、46打席ぶりの一発となる今季14号を放った。メッツの本拠シティ・フィールドでは初本塁打でこれで日本選手最多を更新する26球場目のアーチ。これでリーグトップのブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)に2本差に迫った。チームも10―3で快勝し、連勝を3に伸ばした。
 大谷に待望の一発が生まれたのは7―3と突き放して迎えた8回2死二塁の場面だった。右腕ロペスに対し、カウント0―2から外角の95.9マイル(約154.3キロ)シンカーを捉えると、左越えへ。打球速度103マイル(約165.7キロ)、34度の角度で高々と上がった打球は左翼席で弾む2ランとなった。

 3―3で迎えた8回は大谷の2ラン以外にもスミスがこの日2本目の本塁打となる9号ソロも飛び出て一挙6得点。9回はヘイワードが2号ソロを放って突き放した。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、8回の時点で同点だった試合としては1901年以降では1972年に11―3で勝利して以来52年ぶりで、この試合以来2番目に大きい得点差の試合となったという。

 14試合ぶりの2桁得点を挙げた打線について、今季初の1試合4安打で1打点の活躍を見せたロハスは「(打線復調が)見られてよかった。このチームの打撃への期待感はみんなわかっている。毎日、勝つチャンスがあることもわかっている。翔平の本塁打、フレディの本塁打、ムーキーの活躍ばかりに頼るわけにはいかない。私たちもスモールボールや小さなこと、守備、走塁で貢献の術を見つけなければいけない」と下位打線の奮起を誓った。

 また「昨日、同点に追いついたCT(テイラー)のバントは本当に大きかった。私たちは完成されたチームになれる。(連敗が続いていた時期は)打てなくて、チャンスがないように感じて敗れた去年のプレーオフのことをフラッシュバックした。本塁打が出なくても、ビッグ3(ベッツ、大谷、フリーマン)が打線のトップに名を連ねていなくても、チャンスをつかむ術を毎日、見つけなければいけない」と話した。

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