パに勝てない阪神・大竹 自身が打点挙げれば4戦全勝の不敗神話も崩れた

2024年05月30日 05:15

野球

パに勝てない阪神・大竹 自身が打点挙げれば4戦全勝の不敗神話も崩れた
<神・日>5回、万波(左)に2ランを浴びた大竹(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神2-8日本ハム ( 2024年5月29日    甲子園 )】 痛恨の被弾となってしまった。阪神先発・大竹は、6回8安打4失点(自責3)で3敗目。5回に奪われた2点が命取りとなり、自身の連勝は3で止まった。
 「ランナーを出しながらもゲッツーなどで粘れていたところもありましたが、(ストライクを)取りにいった初球を打たれてしまいました」

 悔やんだのは1点劣勢の5回。2死走者なしから水谷に左前に運ばれると、続く万波に低めのチェンジアップを仕留められた。すくい上げるようなスイングから放たれた打球は放物線を描いて左翼スタンドに着弾。ビハインドが3点に広がる2ランだった。

 「(万波に対する初球の入り方は)結果論ですから。あれで初球打ち上げていたら打ち取れていたわけなので」

 4回の攻撃では2死一、二塁から自らの左前適時打で1点差に詰め寄っていただけに、手痛い失点となった。2回には1死二、三塁から木浪の野選に悪送球が絡んで2失点し、自身3試合、19イニングぶりの失点。懸命に腕を振るも、流れを呼び込むことはできなかった。

 昨年も交流戦3試合で未勝利(1敗)に終わり、阪神加入後はパ・リーグ相手に4試合にわたって勝ち星がない。打点を挙げれば過去4戦4勝だった“不敗神話”も、5試合目で崩れた。(遠藤 礼)

おすすめテーマ

2024年05月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム