巨人・高橋礼 古巣ソフトバンクと初対決も3回5失点KO…2回に打者10人5安打集中で一挙4失点

2024年05月30日 19:07

野球

巨人・高橋礼 古巣ソフトバンクと初対決も3回5失点KO…2回に打者10人5安打集中で一挙4失点
<巨・ソ>3回、甲斐に適時打を許した高橋礼(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人―ソフトバンク ( 2024年5月30日    東京D )】 巨人の高橋礼投手(28)が30日に出場選手登録され、同日のソフトバンク戦(東京D)で今季9度目の先発登板。2回に打者一巡で一挙4点を失うなど3回8安打5失点降板となり、6試合ぶりとなる今季3勝目を手にすることはできなかった。
 新人時代から昨季まで6年間所属した古巣・ソフトバンクとの初対決。「初回から全力で飛ばしていくつもり」と意気込んでマウンドに上がった。

 これまで大城卓と2試合、小林と6試合でバッテリーを組んできたが、この日は岸田との初バッテリー。初回を3者凡退で立ち上がったものの、2回には早くもつかまった。

 先頭の4番・山川は左翼線への単打。5番・近藤の中前に抜けそうな打球は遊撃・泉口の好守でゴロに仕留めたが、三森に四球を与えて2死一、二塁。続く甲斐に初球を左前適時打とされて1点先制を許した。

 さらに相手先発投手の9番・東浜にも四球を与えて2死満塁。ここで今季初スタメンの1番・柳町に右前へ2点適時打されて3点目を失った。

 川瀬の左前打で再び2死満塁となると、柳田の一塁強襲となる適時内野安打で4失点目。なおも続いた2死満塁でこの回2打席目となった山川を空振り三振に仕留めたが、この回だけで打者10人に5安打で4失点という厳しいイニングとなった。

 2回だけで43球を投じ、初回の11球と合わせて早くも54球となった高橋礼。3回のマウンドにも上がったが、1死から栗原、三森、甲斐の3連打でついに5失点目。この回を投げ切り、その裏、無死一、二塁で打順が回ると、第1打席には入らず、代打・喜多が出されて降板となった。

 投球内容は3回で打者19人に対して76球を投げ、8安打5失点。3三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は140キロだった。

 前回登板した19日の広島戦(マツダ)では3点先取してもらった直後の初回に先頭へのストレートの四球から4失点して逆転を許し、1回3安打4失点KO。初回KOはプロ7年目で自己最短となり、翌20日に出場選手登録抹消となった。再登録可能となる30日に最短で復帰したが、結果は厳しいものとなった。

 

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