大阪ガス 再出発1勝「前回の負けは相当なこと」 新4番が一発で鼓舞、連勝での都市対抗へ猛攻7得点

2024年05月30日 17:06

野球

大阪ガス 再出発1勝「前回の負けは相当なこと」 新4番が一発で鼓舞、連勝での都市対抗へ猛攻7得点
<大阪ガス・YBSホールディングス>3回に中越え2ランを放った大阪ガス・清水(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球近畿第4代表決定トーナメント2回戦   大阪ガス7―1YBSホールディングス ( 2024年5月30日    わかさスタジアム京都 )】 大阪ガスがYBSホールディングスを7―1で下し、本大会出場へ再出発となる一勝を挙げた。
 21日の第1代表決定1回戦でニチダイに敗れ、本大会出場へ最低でも3連勝が絶対条件となる窮地に立たされて迎えた一戦だった。 ナインを勇気づけたのは「新・4番」だった。2―0の3回1死一塁で「4番・中堅」の清水聖也が初球直球を強振し、中越え2ランを決めた。

 「二盗も警戒する場面だったので、割り切って直球を狙っていました。甘く入った球を振り抜いた。個人的には、いい状態のまま試合に臨めているので、状態を維持し、上げていきたいです」

 4番を務める三井健右は右肩のコンディション不良を発症し、今回の予選は欠場が続く。“代役”で4番に入る清水は「僕は三井の代わりの4番みたいなものなので、やることを変えるつもりはない。(4番は)学生時代に慣れていますし、つなぐことを意識しています」と話せば、峯岡格監督監督は「学生時代から4番を打っていた選手ですし、責任感もある。走者を還す役割もでき、場合によってはつなぎの打撃もできる」と絶大な信頼を寄せた。

 前戦からの重たい雰囲気を払しょくする一勝。清水は「前回の負けはチームとしては相当なことだった。その日は全員が反省して落ち込んでいましたけど、次の日からは、みんながいい顔で練習に来ていた。“こうなったら、やったるぞと”切り替えられるのが、このチームのいいところ。4連勝して代表権を勝ち取ります」と先を見据えた。

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