栗山英樹氏が8・6甲子園開幕試合で始球式「輝かしい未来を願って臨みます」WBC優勝監督15年王氏以来

2023年07月28日 16:00

野球

栗山英樹氏が8・6甲子園開幕試合で始球式「輝かしい未来を願って臨みます」WBC優勝監督15年王氏以来
栗山英樹氏 Photo By スポニチ
 日本高校野球連盟と朝日新聞社は28日、第105回全国高校野球選手権大会の第3回運営委員会を開き、前侍ジャパン監督の栗山英樹氏(62)が8月6日の開幕試合で始球式を務めることが発表された。今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを09年以来の世界一に導き、子供たちに野球の魅力に再び目を向けてもらえるきっかけになったことなどが理由に挙げられた。
 WBC優勝監督の始球式は15年の王貞治氏(83=現ソフトバンク球団会長兼特別チームアドバイザー)以来2人目となる。

 王氏は高校時代に早実のエースとして1957年選抜で優勝。同年夏の甲子園では、2回戦(対寝屋川)ではノーヒットノーランを達成している。栗山氏は高校(創価)時代に甲子園出場の経験はなく、甲子園は遠く憧れの存在だった。その憧れの地のマウンドに立つことになり、栗山氏は「日本野球の原点で聖地であり、子供のころから憧れ続けた甲子園に立たせていただくということには感謝の思いしかありません。この夏に懸けて戦ってきた日本全国の全ての高校球児に敬意を払い、これからも継承されていく高校野球の輝かしい未来を願って始球式に臨みます」とコメントした。

 また、新型コロナ下で禁止されていた、選手が試合後に甲子園の土を集めて持ち帰ることが4年ぶりに解禁される。

 暑さ対策から今大会から導入を決めているクーリングタイムについての実施要項も決定。5回終了後に10分間、原則として全試合で適用する。

 入場行進の先導役は、競泳との二刀流で注目を集めた日大豊山の光永翔音(みつなが・しょうおん)選手が務めることも発表された。

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