【大谷と一問一答】メジャー初完封「指の状態が良かった。これを継続できるように」

2023年07月28日 05:33

野球

【大谷と一問一答】メジャー初完封「指の状態が良かった。これを継続できるように」
メジャー初完封勝利後に囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス6-0タイガース ( 2023年7月27日    デトロイト )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は27日(日本時間28日)、敵地デトロイトで行われたタイガースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で先発し、投手ではメジャー移籍後初の完投を完封勝利で飾り、9勝目(5敗)を挙げた。1安打、8三振の快投だった。打者では5打数無安打。試合は6―0だった。
 以下、試合後の一問一答全文
 
 ――初完封勝利の気持ちは。
 「ダブルヘッダーの1戦目だったので、チーム的にも良かったかな。個人的にももちろん良かったですし」

 ――トレード市場で「買い手」に回り、残留がほぼ確定。
 「残るっていうか、エンゼルスで最後までプレーするつもりで、ここまでやってきましたし、周りの声も含めてスッキリ臨めたので。これからプレーオフを目指して頑張りたいなと思います」

 ――チームが今季全力で勝とうとしている姿勢について。
 「ずっともちろん売り手側の状況だったので、今年こういう経験も初めてですし、新しく来た選手とまずしっかりコミュニケーションを取りながら、もっともっと良いチームになって頑張りたいなと思います」

 ――「買い手」に回って改めて球団への感謝の気持ちがあるか。
 「GMはGMで去年は仕事をしただけだと思う。チーム状況が良くない中でベストを尽くすために動いたり(することが)あったかもしれないし、放出という形を取らざるを得なかったと思う。去年は去年でみんな頑張ってはいましたけど、勝てなかっただけなので、その時その時で個人個人が自分たちの仕事をするということだと思います」

 ――長期的にエンゼルスを見る目が変わるか。
 「シーズン中なので、あまりそういうことは気にしない。1試合1試合頑張りたいと思っていますし。ここまでプレーしてきたチームなので、ファンの人たちを含めてもちろん大好き。最後までこのチームでしっかりプレーオフを目指して、またその先も目指して頑張りたいと思います」

 ――今日はここ数試合と何が違ったか。
 「指の状態も良かったですし、投げ心地も、動き方もしっくり来てたと思う。1試合これがあったからといって、次また抑えられるということはないと思いますし、これをまず継続できるように。ここからがもっと大事になってくるので、しっかりと切り替えて頑張りたいと思います」

 ――直球の出来が大きかった。
 「そうですね、ストレートも良かったですし、序盤はまずコマンドが良かったかなと。リズムに乗りやすかったかな。守備も、ゲッツー取れるか分からない打球をしっかりゲッツー取って、(それによって)球数も抑えられて、良かったなと思います」

 ――日本ハム時代の17年以来6年ぶり。9回のマウンドは疲れたか。
 「そうですね、あまり何も考えずに1人1人行きたいと思っていたので、結果的に最後まで投げられて良かったと思います」

 ――ホワイトソックスから先発右腕ジオリトを獲得。チームの雰囲気の違いは。
 「ここ最近は勝っているのもあって、いい雰囲気だと思いますし、こうやって買い手側に回ることによって、戦力的にはもちろん強化されますし、やる気というか、士気というか、そういったものも高くなると思うので、ここからがやっぱり大事かなと思います」

 ――ジオリト獲得の話はいつ知った。
 「昨日の夜ですかね。GMからは聞いてないです。普通に一平さん(水原通訳)から。公式サイトからですかね」

 ――リアクションは。
 「もちろん素晴らしい2人の投手なので心強いですし、いるのといないのでは全く違うと思うので、心強いなと思います」

 ――トレードの報道は見ないようにしていたなどの意識はあったか。
 「特にはないですね。普通のことじゃないかなと思うので。去年も似たようなことはありましたし、この時期は誰しも、そういう対象の選手はそういう感じじゃないかなと思います」

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