ダル、日本人投手最多1919奪三振 パドレス実況コンビも大興奮「あの野茂の記録を超えるなんて」

2023年08月15日 13:39

野球

ダル、日本人投手最多1919奪三振 パドレス実況コンビも大興奮「あの野茂の記録を超えるなんて」
メジャー通算1919奪三振をマークしたダルビッシュ(AP) Photo By AP
 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が14日(日本時間15日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に先発。7回8安打6奪三振4失点だった。
 ハイライトは6回2死から、オリオールズのラモン・ウリアスを高めの直球で空振り三振に仕留め、メジャー通算1919奪三振となったシーン。0-2から95・2マイルの高目直球でバットに空を切らせた。

 パドレスの実況中継コンビも重大な節目の記録ですと興奮している。実況アナのドン・オーシロは6回途中、「この回のマウントキャッスルからの三振で、ダルビッシュはメジャー通算1918奪三振。今日球場に来ている野茂英雄さんと並びました。野茂さんはパドレスの野球運営部門で働いていて、今日も球場の運営部門のブースから試合を見ています」と紹介。ブースから試合を見る白髪交じりの野茂氏の姿が映し出された。

 この日の解説者はトニー・グウィンJr。ドジャースの野茂が死闘を繰り広げた殿堂入りの大打者パドレスのトニー・グウィンの息子だ。

 「1995年、英雄がメジャーに現れた時、どれだけ米国が熱狂したかはみんなが覚えている。あの野茂の記録を超えるなんてすごいこと」と語った。

 ドン・オーシロアナも「実は、私の初のメジャーリーグの実況試合がボルチモア、カムデンヤードでの彼のノーヒットノーランだったんです」と誇らしげに明かした。2002年4月4日、当時オーシロアナはレッドソックスの実況を始めたばかりの新人だった。2人とも偉大な野茂について特に思い入れがある。そして現在のパドレスのエースが野茂を抜く瞬間に立ち合った。「空振りです、ウリアスを三振に取りました。日本生まれの投手の奪三振の記録が新たに樹立されました。野茂英雄を抜きました」とオーシロアナは声を張り上げたる。

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